先日、ヨドプレ株式会社さん主催の「ヨドプレ新倉庫 構造見学会&特別セミナー」に
参加してきました。
今回は、木造で中規模の倉庫を建てられる新しい技術を実際の建物で体感し、
さらに非住宅木造の最新情報も学べる貴重な機会でした。

セミナー室には、金物部分の実物大模型も展示してありました。


【特別セミナーの学び】
セミナーでは、ウッド・ハブ合同会社の實成代表より
【非住宅木造の取り組み方・進め方】について講演がありました。
・非住宅分野で木造のニーズが高まっている背景
・工務店が中規模建築に参入するためのポイント
・実際の事例と市場の広がり
特に印象的だったのは、接合部の精度や施工性の向上によって、
木造でも鉄骨造に負けない耐久性と施工スピードが実現できるという点です。

【構造見学会の様子】
見学させていただいたのは、自立するフレーム構造を採用した新倉庫。
木造でありながら、最大スパン15.47m、天井高5.5mと広々とした空間を柱なしで
確保できることに驚きました。
倉庫や店舗などの中規模建築は鉄骨造が多いですが、木造で建てられることでコスト面のメリットや
温かみのあるデザイン性が両立できる点が魅力的です。



今回の見学対象は、【木造非住宅】という事で、いろはでの実用性はあまりありませんが、
大スパンのトラス構造、フレーム解析による応力計算など、個人的に興味深い内容が盛り込まれ、
大変充実したセミナー見学会でした。
今後も、こうした見学会やセミナーに参加しながら、最新の木造建築の魅力
