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「理想を言葉にするって難しい」

蔦(つた)などの緑に覆われた円筒形の建物と、手入れされた庭園へと続く石畳の小道。

こんにちは!建築学生をしながら土日はいろはで子守り担当をしています、大島さなです🐟💕

最近、学校でデザインをする授業が増えてきました。

マンションのインテリア計画を考えたり、平屋の内装をデザインしたり、公共トイレの設計をしたり…。
自分で考え、発表する授業が増えたことで、以前より“建築をつくる側”の視点で物事を見ることが多くなった気がします。

授業では、ある程度の設計条件があり、その中で空間を考えていきます。

間取り図やインテリアの検討メモ、壁紙のサンプルなどがデスクの上に重ねられた、家づくりの打ち合わせ風景。

そのとき私が意識しているのは、できるだけ「自分の好き」だけで考えないことです。

自分が過ごしたい空間ではなく、そこにいる人はどんな人なのか、どんな暮らしをしていて、どんな時間を大切にしているのか。
その人の生活や価値観まで想像しながら、コンセプトを考えるようにしています。

もちろんまだ勉強中ですが、少しでも“お客様に寄り添う練習”になればいいなと思っています。

そんな中で最近よく感じるのが、「理想を言葉にする難しさ」です。

自分の中には、「こんな雰囲気が好き」というイメージがなんとなくあるのに、それを言葉にして伝えようとすると意外と難しいんです。

最近ではSNSなどでたくさんの施工事例を見ることができて、写真や動画でイメージを共有しやすくなったなと感じます。

実際に、「こんな雰囲気が好きです」と写真を見せながら伝えられることも多く、以前より理想を共有しやすい時代になっているのかもしれません。

でも、同じような雰囲気の写真でも、「これは好きだけど、こっちはなんか違う」と感じることが意外とあります。

きっとその“なんとなく好き”の中にも、それぞれ大切にしているポイントがあるんだと思います。

照明なのか、色味なのか、素材感なのか、空間の雰囲気なのか。
言葉にはしきれない「好き」が、たくさん詰まっている気がします。

だからこそ、思いを伝えることの難しさと、その思いをくみ取ることの難しさを最近すごく感じています。

学校で建築を学ぶようになってからは、旅行先の建築や、普段通る道に並ぶ住宅、カフェの内装なども自然と目に入るようになりました。

異国情緒あふれる洋館風の佇まいに、瓦屋根やアーチ状の開口部が調和した、南国リゾートのような雰囲気の外観。

いろはの完成見学会でも、「この動線いいな」「この組み合わせ素敵だな」と、お客様のこだわりに目がいくことが増えました。

でも同時に、その“こだわり”を形にしていくことは簡単ではないからこそ、丁寧に寄り添いながらお話を聞いていくことが大切なんだなと感じています。

まだまだ勉強中ですが、学校での学びや、いろはでお客様と関わる中で感じたことを通して、少しでもお客様の理想に寄り添えるようになれたらと思います。

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