信州の工務店さんへ視察に
こんにちは!
建築工房いろはの大島です!
今週は、創業50年弱の歴史を持つ信州の工務店さんを視察させていただいたときのことをお話します。
この工務店さんは「家守りさん」のご紹介で訪問させていただきました。
業界では、長年にわたり「安全管理」や「現場検査」といった品質管理に徹底的に取り組まれていると評判で、私たちもその実践を学ばせていただきました。
お話の中で特に印象に残ったのは
■ 引き渡し前の社内検査
■ 品質向上会議
■ フィードバック・改善提案
この3つの取り組みを大切にされているということ。
一連の取り組みを始めた当初は、現場で100ヶ所以上の問題点が見つかったそうですが、今ではその数が20ヶ所程度にまで減少しているそうです。
「これだけ厳しいチェックがあると、職人さんから反発はないのですか?」と質問したところ、
「むしろ徹底することで問題箇所が減り、現場管理が楽になったり、職人さん同士のコミュニケーションが取りやすくなったりと、良いことの方が多いんです」
とのこと。厳しさの裏に、現場が整い、働きやすさやチームの信頼感が生まれているのだと感じました。
また、実際に現場を見せていただいたのですが、とても整理整頓されていて、美しい環境に驚かされました。
視察前は、「品質管理をうまくする裏技のようなものがあるのかな?」と軽い期待を持っていましたが、
実際はそうした特別な方法があるわけではなく、“日々の地道な積み重ね”が何よりも大切だということを、改めて実感しました。
「だれにでもできることを、だれにでもできないくらい真剣に、細かくやり続ける」
その姿勢こそが、結果として“特別な品質”につながるのだと学んだ一日でした。
私たちも、今日より明日、少しずつでも自分たちを変え続け、お客様にご満足いただける一軒を追求していこうと、心新たにしました。