2025/07/01
配筋検査-飾磨の現場へ-
こんにちは。構造設計担当、日下部です。
一週間前に着工した飾磨の現場へ、基礎の配筋チェックに行ってきました。
早々に梅雨明けしたおかげで天気は良かったのですが、日中気温の上昇が激しく、
真昼間の炎天下での検査はうだるような暑さでした。
検査員さんは、一足早く来てチェックを済まされていました。
今回、初めて自身で構造設計を行った基礎を見に行きましたが、箇所によって鉄筋の径(太さ)や、
本数、ピッチ(間隔)を変えていたので、その確認もしっかり行いました。
人通口部分は、立上り部分を切り欠くため、部分的に地中まで掘り下げて配筋補強します。
立上りも、応力が大きくかかる部位は、鉄筋径も、本数も強固な設計になります。
机上で、計算して設計図面を描いても、施工された現場を見ると、
複雑な配筋は施し辛いんだろうなという事がよく分かります。
構造上重要なものは勿論必要ですが、施工性も考慮した設計に出来れば施工不備等もより少なくなり、
やり直しなども減らせるのだろうと、今後の課題も見えた検査でした。