問い合わせ殺到!「エアコンの水漏れ」の改善策
こんにちは!建築工房いろはの大島です。
9月の中旬だというのにまだまだ暑く、日中はエアコンを手放せないですね。
弊社のモデルハウスは全館空調と、2階にはほぼ稼働させることがない家庭用エアコンが1台、計2台のエアコンがあります。
ほとんどの方が、LDKに1台、各部屋に1台と、家の中に3~5台くらいは設置しているのではないでしょうか?
酷暑が続いた今年は、「エアコンの水漏れ」に関するお問い合わせもよくいただきました。
(引用:株式会社ノジマ)
そもそもエアコンが水漏れを起こす理由は、室外機に付属している「ドレンホース」が詰まってしまうことにあります。
室内のエアコン本体と外は、壁の中を通り抜けてドレンホースでつながっています。
しかしながら、直径15mmほどのドレンホースの中にゴミが詰まると、水が逆流してしまい、エアコン本体の水漏れを引き起こしてしまいます。
もう一つ、「排水口の曲がり」も考えられる要因の一つとしてあげられます。
こういった原因だけなら、問い合わせ件数は例年と同じだと思うのですが、今年はかなり多かったので調べてみました!
すると・・
その理由は今年の酷暑が関係しているということが分かりました。
8月の姫路の気温は、最高気温37.4℃、湿度82%というデータが出ています。
ここから絶対湿度の計算を算出してみると33gという数値が出ます。
つまり、体積1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の量が33gもあるということです!
これだけの水蒸気が空気中にあるとなると、いつも通りの対策では水漏れを完璧に防ぐことは難しいかもしれません。
今すぐできる簡単な対策を最後にご提案すると
手動の「ドレンつまり取りポンプ」でドレンホースのゴミを取り除くということです。
シュポシュポ吸っても中々取り切れない場合や、私たちのような業者であれば
こういったブロアを使うこともあります。
エアコンの水漏れが起きてから、それ以上悪化しないように対策するのも大切ですが、
今後はどんどん温度も湿度も高くなり、絶対湿度が高まることが予想されます。
そんな予想を考えて、これからは家を建てる段階での配管の工夫なども必要になるだろうと改めて感じました。
エアコンの水漏れのような、身近なお家の困りごとでもかまいません。
気軽にご相談くださいませ。