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上棟式に欠かせない御幣づくりをスタッフ目線で紹介

こんにちは。構造設計担当の日下部です。


上棟式で欠かせない「御幣(ごへい)」〈私たちは“おかめ”と呼んでいます〉!
今回は、この縁起物を、スタッフが準備している様子をご紹介したいと思います。

上棟式は、家づくりの中でも特に大切な節目。
大工さんにとっては「新年の次にめでたい日」と言われるほどで、私たちスタッフも毎回身が引き締まる思いで迎えています。
その中心にあるのが、この御幣です。

御幣は、三尺ほどの木板に紙垂(しで)や扇、水引を飾り、施主様のお名前や建築日を書き入れ、工事の安全と家内繁栄を祈願するもの。

作成工程

注文住宅の上棟式に向けて、建築工房いろはのスタッフが木製の幣串に建築日や施工会社名、施主名を筆ペンで丁寧に書き入れている、工務店による家づくりの準備風景を収めた写真。

途中経過



写真のように、赤白の紙を折ったり、扇を固定したり、細かな作業がたくさんあります。ひとつひとつの工程に「無事に上棟を迎えられますように」という気持ちを込めながら、丁寧に手づくりしています。

そして、御幣に“おかめの面”が付く理由には、少し切ないお話があります。
千本釈迦堂を建てた名工・長井飛弾守高次が、誤って柱を短く切ってしまったとき、妻のお亀さんがそっと助言をして見事に建物を完成させたという故事です。
しかし「女の助言に頼った」と世間に知られることを恐れたお亀さんは、自ら命を絶ってしまいます。
その冥福を祈り、高次が上棟の日に妻の面を御幣に飾ったことが由来とされています。

この物語を知ると、御幣づくりの時間がより特別に感じられます。


家づくりは、たくさんの人の想いと手間が積み重なって完成するもの。
私たち建築工房いろはが大切にしている「まじめな家づくり」も、こうした小さな積み重ねの延長線上にあります。

私たちは、性能やデザインだけでなく、こうした“家づくりの文化”も大切にしています。
高性能住宅(C値0.2以下・UA値0.26・G3・断熱等級7)や耐震等級3といった技術面はもちろん、上棟式のような節目を丁寧に迎えることで、ご家族にとって「ずっと続く心地よさ」を感じていただける住まいになると考えています。

これから家づくりを始める方にとって、上棟式は少し緊張するイベントかもしれません。
でも、御幣づくりの裏側を知っていただくことで、当日を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
私たちスタッフも、毎回「良い家になりますように」と願いながら準備しています。

家づくりは不安も多いですが、一緒にひとつずつ進めていきましょう。

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