こんいちは。建築工房いろはの大島です!
家づくりを考えるとき、多くの方は間取りやデザイン、キッチンや外観など「目に見えるもの」に目が向きます。
もちろん、それらも大切です。
しかし私が家づくりで最も大切にしているのは、目には見えないけれど、毎日の暮らしを大きく左右する「快適性」だと思っています。
室温の心地よさ、空気のきれいさ、光熱費、そして何十年先まで続く住み心地。
私は、この「見えない価値」こそが、本当に良い家の本質だと考えています。
東日本大震災が私の考え方を変えました
私が快適性やランニングコストについて真剣に考えるようになったきっかけは、2011年に発生した東日本大震災でした。
それまでは、電気はあって当たり前。
いつでも使えて、止まることなど考えたこともありませんでした。
しかし震災後、福島第一原子力発電所の事故により関東では計画停電が実施され、日本中がエネルギー不足という現実を目の当たりにしました。
「エネルギーは無限ではない。」
そのことを初めて実感し、できるだけ少ないエネルギーで一年中快適に暮らせる家をつくることが、私の家づくりの大きな使命になりました。
高性能住宅との出会い
そこから、見えない価値を追い求める日々が始まりました。
様々な住宅会社や工法を学ぶ中で出会ったのが、ウエルネストホームの早田さんです。
まだ高性能住宅という言葉が一般的ではなかった頃から、
- UA値0.26
- C値0.1台
という現在でもトップクラスの性能を実現し、それを特別な富裕層だけでなく、一般の方にも届く価格で提供されていました。
その考え方に深く共感し、私たちもその教えを大切にしながら、高断熱・高気密住宅を一棟一棟積み重ねてきました。
現在では、年間10棟以上の新築をご依頼いただけるようになり、本当にありがたい限りです。
さらにその先の快適性へ「FB-6工法」
そして今回、私たちは高性能住宅のその先を目指し、FB-6工法に取り組むことになりました。
昨年9月、ホクシンハウス様へ勉強会に伺った際、この工法に初めて出会いました。
全国で様々な全館空調や快適住宅を見学してきましたが、その中でもFB-6工法は今までとは全く違う発想でした。
一般的な全館空調は、風で部屋を冷暖房します。
一方FB-6工法は、住宅の壁・床・天井の内部に暖気・冷気を循環させ、それぞれの面を冷暖房することで6面からの輻射熱によって室内全体を快適な温度に保ちます。
そのため、
- エアコンの風が直接当たらない
- 部屋ごとの温度差が少ない
- 家中どこでも快適
- 家庭用エアコンを使用するためメンテナンスもしやすい
という特徴があります。ホクシンハウスでは特許を取得し、300棟以上の施工実績を重ねている工法です。

自分たちで建てて、自分たちで体感する
どれだけ優れた工法でも、カタログや説明だけでは本当の価値は分かりません。
だからこそ、今月上棟した新しいモデルハウスでは、このFB-6工法を採用しました。
私たち自身が施工し、
実際に住み心地を体感し、
良いところも改善点もすべて確認したうえで、お客様へご提案したいと考えています。
「自分たちが納得できないものは、お客様にはおすすめしない。」
これが、建築工房いろはの家づくりです。

これからも、見えない価値を追い求めて。
家は何十年も住み続ける場所です。
だからこそ、完成した瞬間の満足だけではなく、10年後、20年後、30年後も「この家にして良かった」と感じていただけることが何より大切だと考えています。
目には見えない断熱性能や気密性能、空気環境、そして快適性は、派手さはありませんが、毎日の暮らしを支える最も大切な価値です。
これからも全国の優れた技術や考え方を積極的に学び、自分たちの手で施工し、自分たちで体感し、本当に良いと確信したものだけを皆様へご提案してまいります。
「究極の見えない価値」を追い求めながら、今できる最高の家づくりを一棟一棟、心を込めて。
これからも建築工房いろはをどうぞよろしくお願いいたします。
