こんにちは。
建築工房いろはの大島です。
注文住宅をご検討される30代のご夫婦とお話をしていると、最近こんなご相談をいただくことが本当に増えました。
「住宅ローンは払っていけるでしょうか?」
「子どもの教育費もこれからかかります。」
「物価も上がっているので将来が少し不安です。」
実は、今回ご紹介するのは先日私たちが開催した資金セミナーでもお伝えしている内容です。
モデルケースはこんなご夫婦
今回のモデルケースは、
- ご主人 33歳(年収約530万円)
- 奥様 32歳(年収約450万円)
- 世帯年収 約980万円
- 住宅ローン4,500万円(40年・金利1.0%)
という、これから家づくりを考えるご夫婦です。
この年代は、
「家を建てたい」
「子どもも欲しい」
「老後の準備もしないといけない」
と、お金に関するイベントが一気に重なる時期でもあります。
だからこそ私は、家づくりでは「住宅価格」だけを見るのではなく、「家計全体」を一緒に考えることが大切だと思っています。
実は知らないだけで使える制度があります
家計を改善する方法というと、
「副業を始める」
「転職する」
そんなイメージを持たれる方も多いですが、実際には今の収入のままでも使える制度がたくさんあります。
今回のモデルケースでは次の5つを組み合わせました。
① iDeCo(個人型確定拠出年金)
老後資金を準備しながら所得控除も受けられます。
年間 約41,000円
(月約3,400円)
② 住宅ローン控除
住宅ローンを組む多くの方が利用できる制度です。
初年度は
年間 約309,000円
(月約25,700円)
と家計への効果は非常に大きくなります。
③ ふるさと納税
お米やお肉だけでなく、
・トイレットペーパー
・洗剤
・ティッシュ
などの日用品を返礼品に選ぶことで、毎月の生活費を減らすことができます。
年間 約29,000円
(月約2,400円)
④ 火災保険の見直し
実は今回、一番驚かれたのがここでした。
同じ補償内容でも、保険会社を見直すだけで
5年間で25万円 → 約6万円
まで下げられるケースがあります。
年間にすると
約38,000円
(月約3,200円)
の改善です。
⑤ セルフメディケーション税制
ドラッグストアで購入する対象医薬品も、一定条件を満たせば所得控除の対象になります。
年間では
約4,200円
(月約350円)
と金額は大きくありませんが、「知っているかどうか」で差が出る制度です。
全部合わせるとどうなるのか?
5つを組み合わせると、
年間 約42万円
毎月 約3万5,000円
家計にゆとりが生まれる試算となりました。
毎月3万5,000円というと、
・住宅ローンの返済に充てる
・教育費として積み立てる
・旅行や家族との思い出に使う
・将来のメンテナンス費として貯める
など、暮らしの選択肢が大きく広がります。

家づくりは「建物選び」だけではありません
私たち建築工房いろはでは、
性能やデザインのご提案だけではなく、
「どうすれば無理なく建てられるか」
という資金計画も同じくらい大切にしています。
住宅ローンはいくら借りられるかではなく、
「建てたあとも笑顔で暮らし続けられるか」
その視点で一緒に考えることが、工務店としての役割だと思っています。
最後に
注文住宅は、人生で一番大きな買い物です。
だからこそ建てる前に知っておくだけで、何十万円、場合によっては何百万円もの差が生まれる制度があります。
今回ご紹介した内容は、あくまで一つのモデルケースです。
ご家庭によって年収や住宅ローン、家族構成は異なりますので、効果も変わります。
「私たちの場合はどうなんだろう?」
そう思われた方は、ぜひ一度資金計画をご相談ください。
家づくりだけでなく、その先の暮らしまで見据えたご提案をさせていただきます。