こんにちは。
建築工房いろはの大島です!
現在建築中の新しい平屋モデルハウスでは、先日一番の見どころとも言える木製トリプルサッシの取り付け工事を行いました。
完成すると当たり前のようにそこにある窓ですが、その裏側には多くの職人さんの技術と手間、そして快適な暮らしへの想いが詰まっています。
今回は、その施工の様子と木製トリプルサッシの魅力をご紹介したいと思います。
一枚100kgを超える巨大ガラスを慎重に搬入
今回採用した木製トリプルサッシは、一般的な住宅用サッシとはまったく違うスケールです。
まず現場に届いた木製フレームだけでも約80kg。
さらにトリプルガラスは一枚約100kgあり、二枚合わせると約200kgにもなります。
現場社員とガラス専門業者さん・大工さんが力を合わせながら、一つひとつ慎重に搬入し、息を合わせて取り付けを行いました。
完成した窓一枚の総重量は約280kg。
住宅用サッシというより、大きな一枚の家具や建築作品を組み上げているような施工でした。
しかし、この重量があるからこそ、大きな開口でも高い断熱性能と気密性能を実現できます。

メーカー社長自ら現場で施工指導
今回もう一つ印象的だったのは、木製サッシメーカー「CURATIONER」の山崎社長ご本人が現場まで来てくださったことです。
木製サッシは、取り付け精度が性能を左右します。
数ミリの違いでも気密性や断熱性、防水性に影響が出るため、施工には高い技術が必要です。
現場では細かな納まりや建付けを一緒に確認しながら、一つひとつ丁寧に施工を進めていただきました。
性能の高い製品ほど、取り付ける技術も重要。
改めて「良い家は良い施工から生まれる」ということを実感した一日でした。

私たちが木製サッシを選んだ理由
「木製サッシ」と聞くと、多くの方はデザインをイメージされると思います。
もちろん天然木ならではの質感や美しさは大きな魅力です。
ですが、私たちが採用した一番の理由は快適性です。
木はアルミの約2,000倍も熱を伝えにくい素材と言われています。
さらにLow-Eトリプルガラスを組み合わせることで、夏の強い日差しや冬の冷気を大幅に抑え、一年を通して快適な室内環境を実現します。
私は以前のブログでも、「家づくりで一番大切なのは見えない価値である快適性」だとお伝えしました。
実は家の熱の出入りで最も大きな割合を占めるのは窓です。
どれだけ断熱材にこだわっても、窓の性能が低ければ快適な住まいにはなりません。
だからこそ建築工房いろはでは、壁や屋根だけでなく、窓にも妥協したくありませんでした。
景色を楽しむための大開口
今回の平屋モデルハウスは、庭とのつながりを大切に設計しています。
そのためリビングには大きな木製サッシを採用しました。
木製フレームは見付けを細く仕上げることができるため、窓という存在を感じさせず、まるで一枚の絵画のように外の景色を室内へ取り込んでくれます。
四季の移ろいや光の変化を暮らしの中で感じられる。
そんな平屋ならではの豊かな時間を楽しんでいただける空間になっています。

280kgとは思えない軽さ
施工後、実際に開閉確認を行いました。
総重量約280kgある窓とは思えないほどスムーズで、片手でも軽く開閉できます。
さらに床面はフルフラットに仕上がるため、室内とウッドデッキ、お庭が自然につながります。
小さなお子様からご年配の方まで安心して出入りできる設計です。
毎日使う窓だからこそ、性能だけでなく使いやすさにも徹底的にこだわっています。

建築中だからこそ見える価値があります
完成すると壁の中や施工の様子を見ることはできません。
しかし、本当に家の性能を左右するのは、完成後には見えなくなる部分です。
構造や断熱、気密施工、そして今回ご紹介した木製トリプルサッシの納まり。
こうした一つひとつの積み重ねが、何十年先まで続く快適な暮らしにつながります。
その”見えない価値”を実際にご覧いただける機会として、現在建築中の平屋モデルハウスで見学会を開催いたします。
【平屋モデルハウス 建築中見学会】
開催期間
8月22日(土)〜8月27日(木)
完成してからでは見ることのできない構造や断熱施工、そして今回ご紹介した木製トリプルサッシの施工方法まで、実際に現地でご覧いただけます。
「なぜ建築工房いろはの家は快適なのか。」
その理由を、ぜひ現場で体感してください。

最後に
家づくりで大切なのは、完成した瞬間の美しさだけではありません。
完成したあと、10年、20年、30年と、ご家族が心地よく暮らし続けられること。
夏は涼しく、冬は暖かく、四季を感じながら快適に過ごせる住まいであること。
そのために私たちは、完成すると見えなくなる部分にこそ時間をかけ、手間を惜しまず、一つひとつ丁寧に家づくりをしています。
これからも建築工房いろはは、「ずっと続く心地よさで、暮らしがもっと好きになる。」そんな住まいを目指し、見えない価値を積み重ねていきます。